職場はどんな場所か
「彼、成長しましたね」
開所当時から弊所の若手スタッフを気にかけてくれている人からの言葉です。私が開所当時から片腕と思って一緒にがんばってきたスタッフは、最初は右も左もわからない状態で入り、一つ一つに時間がかかっていました。ところが、私のそばにいて、一生懸命に仕事をして、私のスピードに一生懸命ついてくるうちに、見違えるほどに成長しました。顔つきも、どことなくきりっとしてきました。本人に最近はどう？と聞いたところ、「とても充実しています！」と答えてくれました。親御さんからも、「息子が成長した」と、とても喜んでいただけて、本当に喜ばしい限りです。
職場はどんな場所か
職場をどのような場所と見るか。これは人それぞれです。もちろん、生活の糧を得る場所であることは間違いありません。しかし、人生の大切な時間のうち、大部分の時間を過ごすのが職場です。生活の糧のためだけに限定してしまうのは、あまりにももったいないと思います。
やはり、自己成長、自己実現の場と考えたいものです。
自己成長・自己実現の場
私自身、職場がもっとも自分が成長できる場だと思っていますし、スタッフに対しても、スタッフが望む限りにおいて、成長の機会を惜しみなく提供したいと思っています。研修やセミナーを受けたいと言えば、それが何らかの形で仕事に関連する限り（その人が仕事に関連すると説明できる限り）、応援しますし、担当してもらう仕事の内容も、どれだけその人が成長できるかということを考えながら決めています。
私のこの思いが通じたのかどうかはわかりませんが、弊所のスタッフは、めきめきと力をつけていると思います。
職場は自己成長・自己実現の場であるとの思いを常に心の抱き、一人一人のスタッフがやる気をもって仕事に取り組める職場の雰囲気作り。これが所長の重要な役割の一つだと思っています。
