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爆サイで誹謗中傷がなされている時の対処法

爆サイで誹謗中傷がなされている時の対処法

爆サイ.comという掲示板サイトに誹謗中傷がなされている場合の対処法についてお伝えいたします。

爆サイ.comは多くのスレッドがあり、投稿の数も非常に多くあります。内容としても、個人が特定できるような形での誹謗中傷の記事も多く、困っておられる方も多いようです。

爆サイ.comへの発信者情報開示請求

爆サイ.comに誹謗中傷記事が投稿された場合、まずは爆サイ.comに対して投稿の削除とIPアドレスの開示を要求します。この際、所定の手続きに従い、いかなる理由で開示請求をするのかを簡潔明瞭に記載した書面を送ります。

プロバイダへの発信者情報開示請求

数週間後、IPアドレス等が開示されます。ここで開示されたIPアドレス等を用いて、投稿者が経由したプロバイダを特定します。その上で、判明したプロバイダに対して発信者情報開示請求を行います。通常は裁判ではなく、任意の開示請求を行います。プロバイダは、発信者情報開示請求の書面を受け取ると、投稿者本人に書面を送ります。開示していいかどうかの確認の書面です。この時点で投稿者は被害者が自分を特定するために動いているということを知ります。そして、投稿者がここでプロバイダに対して「開示しても良い」と回答すれば、誰が投稿したのかわかります。中には、この時点で「自分が書き込みました」と申し出てくる場合もあります。仮に申し出てこない場合でも、この時点で書き込みがやむことも多くあります。

もし、投稿者が開示拒否を選択すると、プロバイダは多くの場合開示しません。

発信者情報開示請求訴訟

開示拒否の回答が来ると、あとは裁判です。通常の裁判では証拠を出したり、主張と反論が繰り返されたり、証人尋問を行ったりするのですが、発信者情報開示請求は多くの場合、証人尋問などはせず、第1回目の裁判で終結し、1ヶ月程度で判決がおります(提訴からは3~4ヶ月程度)。普通の裁判に比べれば、かなり早いです。

判決が出ると、プロバイダは控訴することなく、投稿者の氏名・住所を開示してくることがほとんどです。ここで判明した投稿者に対して、損害賠償請求を行っていくことになります。

このように、かなり手間がかかるのですが、投稿者が特定でき、「もう二度とやらない」という趣旨の合意書を結ぶことができれば、誹謗中傷は止まります。自分についての誹謗中傷の記事が投稿されていると思うと、大変にストレスを感じる方が多いです。お困りの方は、一刻も早く相談していただければと思います。

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※なお、一般的な誹謗中傷対策についてはこちらをご覧下さい。

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