弁護士のデジタル化～弊所の取り組み
昨今、ＤＸ化が叫ばれていますが、弁護士の業界はどうでしょう。比較的変化の緩やかな業界ではありますが、弊所では顧問先によりスピーディに質の高いサービスを提供するため、積極的にＤＸ化を推進しています。今回はその一部をご紹介いたします。
・ＡＩ契約書チェックの導入
契約書チェックの一次審査にＡＩを導入しています。これにより、抜けや漏れを防ぎ、契約書チェックのスピードを向上させています。ただ、ＡＩは形式的なチェックは得意なのですが、契約交渉における双方の立場の優劣を踏まえた提案や経営者の意思決定に対する情報提供まではできません。弊所ではあくまで一次審査として利用し、契約書チェックの精度をあげています。
・チャットツールの利用
顧問先とのやりとりにおいて、チャットを利用している企業とは、Ｃｈａｔｗｏｒｋでやりとりをしています。電話やメールより気軽に相談できるため、早めの相談につながり、トラブルを防止するにも役立ちます。
・オンライン会議ツールの利用
弊所では関東方面の顧問先も１０社ほどあります。ミーティングは基本的にＺｏｏｍやその他のオンラインツールを利用しています。リアルでお会いするのと遜色ないレベルにて打ち合わせが可能となっています。短時間での打ち合わせでも、移動時間を気にせず、さらに他の支店の関係者を呼ぶこともできるため、非常に便利です。
・会計関係
会計についてはマネーフォワードを利用しているので、リアルタイムで収支状況を確認することができ、本業に割く時間を最大化しています。
・電子書籍サービスの利用
弁護士は書籍や判例を調査する仕事が多いです。しかし、事務所外での仕事もあるため、いつでもどこでも資料にアクセスできることが重要です。そこで、弊所では法律書籍のオンラインサービスや判例検索のオンラインサービスを利用して、いつでもどこでも最新情報にアクセスできる環境を整えています。
さらに、Ｂｏｘを利用して顧問先とのファイルのやりとりを行うなどもしており、今後も、依頼者に安心と納得を提供できるよう、日々努力をしていく所存です。
