クオリティタイムの確保
プライオリティマネジメント
優先事項のために如何に時間を確保するか。忙しくなってくると、目の前のやることに押し流されて、本来やるべきことに手がつけられないということがありがちです。
プライオリティマネジメントで重要なので、「第2象限」に如何に時間やお金や精神力を投入するかだと言われます。
(引用:https://achievement.co.jp/scholarship/at/point2.html)
第2象限とは、上の図のように、世の中の事柄を重要度と緊急度の二つの軸でマトリックス化した場合に、「緊急性は低いけれども、重要性の高い事柄」です。多くの人は、重要かつ重要な第1象限を処理し、その後緊急度に引きずられて、重要度は低いけれども緊急度の高い第3象限に流されがちです。
第2象限の確保
重要なのは、如何に第2象限の時間を確保するか。
そこで、弊所では、本日からクオリティタイムを設定しました。これは、朝の30分間、通常業務を止めて、事務所にとって、自分にとって「重要だが緊急ではない」事柄を行うというものです。特に制限は設けていないので、所員はそれぞれ、研修ビデオを見たり、読書をしたり、プランニングに時間を使うなど、様々な使い方をしていました。
今回、わかったことは、目の前にやらなければいけないことがある場合や他の人が忙しそうにしている場合、第2象限に時間を使うことに「後ろめたさ」を感じる場合があるということです。しかし、クオリティタイムを設定することで、この「後ろめたさ」がなくなります。
職場は自己実現、自己成長の場。働きがいをもって生きることができるよう、日々考えていきたいと思います。
小倉悠治(弁護士・経営心理士)