弁護士 神納 侑典
平成21年3月 金沢市立大徳中学校 卒業
平成24年3月 石川県立金沢泉丘高等学校 卒業
平成28年3月 中央大学 法学部 法律学科 卒業
平成30年3月 中央大学 法科大学院 修了
平成30年9月 司法試験合格
令和元年11月 司法研修所修了(第72期)
令和元年12月 金沢弁護士会登録
弁護士(第一東京弁護士会)
弁護士を目指したきっかけ
法曹に憧れを持ったのはテレビドラマ(HERO)がきっかけです。木村拓也が演じる検察官が活躍するドラマでした。作中で、主人公が橋の設計を学ぶシーンがありました。他の登場人物たちが「(橋の設計なんて)学んでも無駄だ。」と述べる中で、主人公は周囲の意見に流されずに橋の設計をひたすら学び続けました。主人公は、自身が必要だと信じたことを妥協せずにやり抜いて、仕事を全うしました。物事を妥協せずに追究して人を救うひたむきな姿勢に感動したことを覚えています。「HERO」に感動したものの、その感動も時が経つにつれて薄らぎつつありました。そんな折に、経営者であった父の苦労を知ることになりました。父は忍耐強い人で、私達家族の前では明るく振る舞っていました。しかし、時折話してくれる会話の内容や、父の背中を見ていると、とてもうかがい知ることのできないような苦労を背負っているのだと感じるようになりました。経営者は多くの従業員を抱え、その家族の分まで考えて会社を経営している。孤独だけれど、そのひたむきな姿が素晴らしいと思いました。「そんな経営者の力になりたい。」。父を助けたいという気持ちが、いつしかそう変わっていったのです。そんな折、物事を妥協せずに追究して人を救う法曹という仕事があることを思い出したのです。経営者の力になれる弁護士になりたい。そう思って、弁護士への道を決意しました。
金沢で弁護士をする理由
石川生まれ石川育ちの私ですが、大学進学を機に東京へ出ました。大学、大学院と6年間を東京で暮らしたことになります。東京での暮らしは刺激的で学びも多かったのですが、地元石川を懐かしく思う気持ちが日に日に強くなりました。風光明媚な里山、美しい河川、そして情緒ある街並みを思い返すたび、地元で弁護士をしたいとの想いが次第に強くなっていったのです。そんな折、司法試験に合格した後の1年間の研修で大分の地に配属されることになりました。お世話になった研修先の弁護士の皆さんは、地元を愛し、地元のために奮闘しておられて、本当に生き生きとしていました。その姿を見て、地元で貢献できることが如何に素晴らしいことか、強く知らされたのです。そんなことから、「よし!金沢に戻って弁護士をやろう!」、そう決意したのです。
どんな弁護士でありたいか
顧客に寄り添い、顧客がよりよい選択をできるよう、サポートできる弁護士でありたいと思います。そのために大切にしたいのが、顧客の声に真摯に耳を傾け、本当の望みを知る努力をすることです。人の悩みはそれぞれで、それこそ千差万別だと思います。しかし、同時に望みや願いも人それぞれ、百人百様ではないでしょうか。顧客の悩みに耳を傾け、どうありたいのか、その望みまでもしっかりと聞き、その人に安心と納得をお届けするお手伝いをさせていただく。人は必ず良くなれる。それを信じて、粘り強く取り組んで参ります。 とりわけ、中小企業や自営業者の問題には強い関心があります。父が苦労する姿を見てきたこともありますが、それ以上に経営者の世の中に与える影響が大きいからです。経営者の方々のお役に立たせて頂けることで、より大きな範囲に良い影響を与えられると信じています。