10連休どうしようかと悩んでいるあなたへ
4月27日から10連休です。今後二度とない大型連休に喜んでいる方も多いかと思います。ところが、先日新聞を読んでいると、連休にどう過ごせばよいかわからない人が多いとか。働き方改革とかけて、働き方だけでなくて休み方も学んでおけばよかったという言葉が載っていました。冗談のようにおっしゃっている言葉とは思いましたが、考えさせられる言葉でした。
方法論より前に考えるべきこと
働き方、休み方など、○○方というのは、方法を考えることです。どうやって働こうか、どういう方法で働こうか、どういう形態で働こうか、などなど。でも、本当に大事なのは、なぜ働くのか、その人にとって働くということはどういうことなのかだと思います。その人にとって働く意義が明確になれば、自ずとその手段や方法は見えてくるものです。たとえば、「仕事はお金儲けのためにやるものだ」となれば、とにかく時給が高いところに就職しよう、多少つらくても、効率よくお金が稼げるところにしよう、となります。一方、「将来のステップアップのための修行だ」と考えれば、多少つらかろうが、長時間労働だろうが、給料が低かろうが、そこで得られる価値を報酬と考えて、がむしゃらに働くことになるでしょう(経験が得られれば退職ということになるでしょうが・・・)。「仕事は自己実現の舞台だ」となれば、その自己実現がもっとも果たされる働き方を選ぶことになろうかと思います。
あなたにとって休日とは?
休日というのが何なのか。これは人によって異なると思います。仕事の疲れを癒やす日、趣味に没頭する日、将来の自己研鑽のための日など、いろいろあると思います。私は自分自身のことを考えれば、平日に働いて、休日に休まねばならないとは思っていません(事業主なので、労働法の制限もありませんし)。私は仕事が好きですし、使命感を持って仕事をしているので、休日も平日もあまり意識なく仕事をしていることが多いです。ただ、休日は周りの人が休んでいるので、普段できないことを集中的にやることが多いです。将来の計画や振り返り、超長期的な投資などです。そのために、職場ではなく、静かな環境が必要であれば、そういう環境を選びます。また、見聞を広めたり、新しい視点を得るために遠くの世界を訪れることも有意義だと思っています(その意味で、旅行をすることも多くあります)。
いずれにせよ、方法にこだわって、そもそもの目的を見失っては意味がないと思うのです。周りが○○だから、ということではなく、自分自身が求めていること、自分自身が使命感を持ってやっていること、それに照らして、10連休を有意義なものにしたいですね。