部下の成長は何によって決まるか?
経営者の方と話をしていると、最近人材難でなかなかよい人が見つからないという話がよく出ます。実際、有効求人倍率もかなり高い状態ですので、人手不足は深刻です。そうなると、ますます人材育成が大事になってきます。
部下の成長は何によって決まるか?
その時に大事になってくるのが、部下の成長は何によって決まるのか?ということです。
この問いにはいろいろな答えがあると思っています。
私であれば、それは上司の思いではないかと思います。
たとえば、上司が部下を見て、「この人はできる人だ」と思っていれば、どんどんチャンスやチャレンジの機会を与えるでしょう。これはできるかな?これもできるんじゃないか?と。
逆に、「この人は何をやってもだめな人だ」と思っていれば、これは無理だろうな・・・と思って、チャンスを与えない、若しくは簡単なものしかやらせないということになってしまいます。
部下は期待、信頼に反応する
部下は部下で、敏感に上司の気持ちを察知します。逆の立場で考えていただければわかりますが、自分に期待していない上司のもとでは、正直、やる気は起こりません。逆に、期待されていること、信頼されていることがわかれば、「頑張ろう!」となるものです。
誰よりも部下を理解し、部下の長所、得意分野を理解して、それに応じた機会をどんどん与える。そうすれば、水を得た魚のように動き出すはずです。
その意味で、「期待」というものは非常に重要です。この人は「できる!」と思って、決してあきらめないという姿勢で教育を心がけたいものです。