社外幹部として
社外幹部としての立ち位置
「あなたと話をすると、安心する」
「あなたと話をすると、はっとする」
「あなたと話をすると、アイディアがわいてくる」
こんな人でありたいと思っています。私は会社側の案件を多く受けています。そのため、経営者と接することが多く、経営者と話をすることも多いです。
そんな時に感じるのは、経営者は「孤独」であるということです。従業員との間では、意識のギャップに苦しみます。経営者としては、従業員、せめて幹部には自分と同じ目線に立ってもらいたいと思います。
しかし、これはとても難しいことです。経営は、学ぶことはできても、教わることはできない。経験して実地で学ばないと、わからないことだらけなのです。
そのため、なかなか共有できないのです。
一方、私の立場は、社外にありながら、職業上の守秘義務を持ち、経営者でもあり、多くの業界の人と接しています。社員に言えないことでも相談できる。経営者仲間に言えないことでも相談できる。そうすると、「社外における幹部」として考えていただくのが一番だと思うのです。
顧問弁護士としてどのような価値を提供するか
どんな存在として会社に関わるか。弁護士によって様々だと思います。私は、社長のそばにいて、その思いを実現するサポートができるのが一番だと思っています。
人は、自分自身の願望がなかなか明確になっていないことが多いです。話を聞きながら、その人の願望を明確化していく。
実は、表面的に求めていることを実現するだけでは、本当に望んでいることと違う結果になることもあるのです。
そのため、社長の話を聞きながら、
その思いを明確化していき、そのために必要な資源を明確化していく。そして、事業を後押しさせていただく。
こういったことをさせていただけることに、たまらない幸福感を覚えます。
事前対応も
上記のように、弁護士を社外幹部として考えていただき、利用していただくと、自然と事前対応にも役立ちます。
これからやろうとすることのリスクをお伝えすることもできますし、今現在起こっていることについても、早めに相談をすることができます。
早めに相談することができれば、解決までの時間も短くなります。
弁護士は、「トラブルが発生してから」ではなく、「チームの一員」とお考えいただければ幸いです。