理念の明確化
基本理念
理念。会社の存在意義を示すものです。弊所の基本理念は、
です。
そして、全社共通理念が、
全社員の物心両面の幸せを追求し、
1 顧客の抱えるトラブルを解決します。
2 顧客のトラブルを予防する支援をします。
3 顧客の成長と発展を支援します。
です。もちろん、個別の事案を見れば、「本当にできているのか?」とお叱りを受けることもあろうかと思います。そこは猛反省して、日々努力せねばならないと思っております。
そして、この「安心と納得」と言う基本理念をどれだけ私が叫んでいても、スタッフに浸透していなければ、意味がありません。弊所では、私とスタッフの会話において、「それは安心と納得につながっていますか?」、「今のあなたの判断は何を重視したものですか?」と問いかける場面があります。これも理念浸透の一環で、日々の実践の中で、日々の行動の中で理念がどのように生きているか、を問い直しています。
全社共通理念
全社共通理念としているのは、まずは全社員の物心両面の幸せです。企業によっては、顧客を最優先と考え、従業員の幸せを度外視してしまっているところもあろうかと思います。しかし、私は、スタッフが幸せであってこそ、依頼者に対しても「安心と納得」をお届けできると考えています。スタッフが疲弊している状態では、他者への貢献は望めません。ですから、まずは「全社員の物心両面の幸せ」をあげています。
まずトラブル解決
その上で、緊急性が高いのが「トラブル解決」です。すでにトラブルが発生してしまっている状態であれば、速やかにそれを解決する。もちろん、相手のあることですから、相手の出方次第によって、調停や裁判をしなければならず、時間のかかることもあります。それでも、ベストな解決方法を模索し、提案します。そして、この際に最も重要な視点が「安心・納得」だと思っています。依頼者が本当に安心・納得できる状態の実現に全力を尽くす。そのためには、依頼者が本当に望むことをしっかりと聞き取り、共有することが重要だと思っています。
次に予防
ただ、解決をしただけでは、同じことが二度三度と起こる可能性は否定できません。大切なのは「予防」「事前対応」です。トラブルになってから、その解決のためにかかる時間や費用や精神力に比較すると、予防や事前対応にかかる時間、費用、精神力ははるかに少なくて済みます。たとえば、離婚の例で言えば、日々の「ありがとう」の声かけ一つでずいぶんと夫婦の間柄は変わるものです。会社経営でも同じで、契約締結前、従業員を雇用する前、できることはたくさんあります。顧問弁護士として関わることで、トラブル予防に貢献します。
成長と発展
弊所が心がけているのは、それだけではありません。依頼者の方々が成長と発展をしていくために必要な情報をお届けすることも使命と考えております。ですから、セミナーを開催し、最新の法律情報や経営情報をお届けしますし、コンサルティングという形で携わって支援させていただくこともあるわけです。
理念を掲げ、そこからぶれずに経営を行う。難しいことではありますが、日々努力。頑張りたいと思います。