弁護士の枠にはまらない
「小倉さんって、弁護士っぽくないですよね!」
よく言われる言葉です。実は、昨日も言われました。
顧客目線を追求する
いつも書きますが、これは褒め言葉だと思っています。何より、私自身、「弁護士」というものが、活動の幅を狭めると思っています。弁護士というのはあくまでも資格の一つで、その資格でできることを考えてしまうと、自ずから限界があります。でも、考えるべきは、「自分が何ができるか」ではなくて、「目の前のお客様が困っていることは何か」、だと思うのです。
もちろん、自分ができないことまで丸抱えしてやってしまうことは、迷惑をかけるだけですから、避けなければなりません。でも、弁護士の仕事はここまで、あとは知らないとしてしまっては、困るのは顧客です。
私がやりたいこと、やるべきだと思っていることは、目の前の人のお困りごとを解決して、元気を取り戻してもらうこと、気づきを与えて成長を支援することです。そのために必要な力はどんどん身につけるべく勉強していますし、自分でできないことは、ネットワークを使って、チームの力で解決すべく努力します。
だからこそ、弊所には弁護士だけでなくて、社会保険労務士試験の合格者やカウンセラーや行政書士試験を目指す人など、いろいろな人が集まっています。事務所以外にもネットワークがあります。自分と他者の力を総動員して、目の前の人を助ける。これが私たちのなすべきことだと思いますし、そういう気持ちの人が集まってきます。
勉強することも仕事のうち
執務時間のうち、一定割合は勉強時間にあてることも推奨しています。スタッフの成長、それがそのまま事務所全体の力量アップにつながりますし、サービスの質の向上につながるからです。わからないこと、知らないことを怖がるのではなく、じゃあ開拓しよう!勉強しよう!という積極的な気持ちを大切にしたいものです。