お金が足りなくなっても、滞納すべきではないもの
滞納すべきではないものとは?
資金繰りが厳しくなってくると、支払いが滞りがちになることがあります。本来、資金繰り表をしっかりと作って、支払い遅延がないように先手先手を打つことが重要です。ただ、そうは言っても難しいということもあろうかと思います。
そんな場合でも、滞納すべきではないものがあります。それは税金です。なぜかと言いますと、税金の滞納をしてしまうと、金融機関が融資に極端に消極的になります。困ったときにも融資を受けることができず、それこそ資金ショートしてしまうのです。また、税金は判決がなくても差し押さえができるため、突如差し押さえが入り、不動産が売却できない、銀行から引き出せないなどの憂き目にあうこともあります。さらに、個人事業主の場合、税金は破産しても消えません(法人であれば、法人自体が消滅するので、支払う必要はなくなるのですが)。
しかも、税金は滞納すれば延滞税などがかかり、免除もなかなかしてもらえません。
そのため、税金を滞納することは非常にリスクがあるということを知っておいていただきたいと思います。一時的な資金不足であれば、いくらでも挽回はできます。ただ、方法を誤ると、リスクが高まることがあるので、注意が必要です。
早めの相談を
一人で悩まず、どのような策があるか、早めに相談することをお勧めいたします。