投資トラブルにご用心
貯蓄から投資へ?
昨今、貯金から投資へのかけ声から投資を勉強し始める人や投資を始める人が増えている印象です。ところが、同時に投資被害の相談も増えています。投資にリスクはつきもの。リターンが大きければ大きいほどリスクは大きいものです。ところが、目先の利回りにばかり目がいって、リスクをあまり理解せずにお金を出してしまい、大きな損をする人が多いのも事実です。
投資と投機は異なる
儲け話というのは怖いもので、多くの人が誰にも相談せずにお金を出すことを決めてしまいます。しかし、冷静な気持ちで考えればおかしいものだということがわかることが多いのです。おいしい話には裏がある。この言葉のとおりで、その儲け話が本当かどうか、そして何より誰が得をするものなのかは慎重に判断しましょう。
特に、それは投機では?と思われるものを投資と勘違いして大きな金額を投入してしまう人も注意が必要です。投資は、リスクを取って経済的な生産活動に資本を提供することですが、ゼロサム・ゲーム的なリスクを取ることは投機です。
特に、消費者ローン等で借金をして投資や投機にお金を投じる人がいますが、これは非常に危険です。私自身、失敗して借金に苦しむ人を数多く見ています。投資は余剰資金で。そして、賢い投資家になりたいものです。