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事実か、解釈か ~争いのもと~

事実か、解釈か ~争いのもと~

事実は一つ、解釈は?

妻と夫、上司と部下、顧客との関係。人間関係のトラブルは絶えません。なぜか。

その一つの原因が事実と解釈が一体となっていること、そして解釈は人によって無数であるため、お互いに同じ言葉を使いながら、認識しているものが異なることです。

そして、解釈同士が衝突すると、解決できるものもできなくなってしまいます。

 

妻は、「夫が洗濯をしていない」と言います。

 

夫は、「私は洗濯をしている」と言います。

 

一見すると、どちらが本当なのか???と思います。しかし、どちらも本当です。

これは、事実と解釈を混同したことから出てくる対立の一つです。

ここで大切なのは、先ほども述べましたが、事実は一つだけれど、解釈はその人その人千差万別ということです。

 

上記の夫婦に聞くと、こんなことがわかります。

 

夫に聞きます。

 

Q洗濯機に洗濯物を入れるのは?ー私です。

 

Q洗濯ボタンを押すのは?ー私です。

 

Q干すのは?ー私です。

 

Q取り込むのは?ー私です。

 

Qたたむのは?ー私です。

 

なんだ、洗濯しているじゃないか。こう思います。

 

次に、妻に聞きます。

 

Qあなたは、ご主人の洗濯について、ご不満な点がありますか?ーもちろん。夫は洗濯物を干した時、しっかりとシワをのばさないのです。あれではたたんだ洗濯物がしわくちゃ。洗濯をしたうちに入りません!

 

なるほど。妻にとっては、シワを伸ばさないと「洗濯をしている」ことにはならない。だから、「洗濯していない」となるのです。

でも、両者のけんかは、「洗濯している!」「洗濯してない!」という水掛け論です。まさに、「正しさ」のぶつかり合いです。

これでは解決するものも解決しない。

解決の糸口は、共有できる目的、通訳

こんな場合、両者の通訳をし、違いを認識し、その違いについて話し合っていくこと。これこそが大切です。

そのベースになるのが、お互いに求めているものは何かということです。

夫婦であれば、求めているのは円満な夫婦生活のはず。誰もけんかをするために一緒になったのではないですから。

 

お互いに正しさを押しつけるのではなく、目の前に立ち現れている対立から一歩踏み込み、より深い次元で、何を求めているのかを確認し、話し合う。一歩でも半歩でも近づくことができれば、関係は少しずつ良くなります。

 

上司と部下も一緒。お互いの正しさがぶつかったり、お互いの常識がぶつかったり。評価の押し付け合いが繰り広げられています。

そんな時、会社で一緒に仕事をしている目的に立ち戻ることが必要です。

 

弁護士は、「労使関係が最悪の状態になった時」、「夫婦関係が最悪の状態になった時」、その関係を清算する目的で介入することが多いのが現状です。でも、私は、もっと早くに対処できると思っています。

 

よりよい人間関係を築くために。より幸せな環境を整えているために。そこにこそ、本当になすべきことがあると思っています。

 

少しでも人間関係による争いがなくなるよう、日々の業務の中でがんばりたいと思います。

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